縁を繋いだり切ったりできる聖水を作れるエミリー・クラウジアは、そのことを疎んだワイアード王に断罪され、
危うく火あぶりになるところを、シチュワート王太子に助けて貰い、求婚される。だが、問題はそこからだった。
けれど事件はお互いの誤解を解くことで無事解決し、私は二人の結婚式を見届けた後、
ローガン王国を出て、シチュワート王太子の妃となるため、ルイランド王国に向かっていた。
藤田守は悩んでいた。
書いたこともないSF小説を書かなくてはならなくなったからだが……。
ずいぶん昔に書いた掌編。
藤田守は悩んでいた。
書いたこともないSF小説を書かなくてはならなくなったからだが……。
ずいぶん昔に書いた掌編。
和樹は探しものをしていた。
そんな時に友人たちにからかわれて……。。
ずいぶん昔に書いた掌編。
新学期。
私はその音を待っていた。鳴るはずのないその音を……。
ずいぶん昔に書いた掌編。
愛美は時を待っていた。
そんな時やって来たのは……
ずいぶん昔に書いた掌編。
グルヴェイグ大陸の最西端に位置する人族の国、マルデル王国。
この国では五歳になると白妖精族に『祝福の儀』という占いをして貰う風習がある。
ソフィー・ダールが貰った言葉は、『十六歳の誕生日までに伴侶を得なければ命を落とす』という呪いのような言葉だった。
だが十六歳まであと一年となっても彼女に伴侶はできなかった。
自国では相手がいなくなってしまったと嘆く両親の命でソフィーは他国で伴侶を見つけるため、
白妖精族の国、ホーン国へ留学することになったのだが……。
エミリー・クラウジアは「赤い糸を操る聖女」と言われているが、一部では「縁切りの聖女」とも揶揄されていた。
そんな時国王から妹姫の婚姻が破談になった原因だと弾劾され、火あぶりの刑に処されることになるが……。
ベルティア・スクーディアは、
砂漠化してしまった国を緑化するため、オアシスを創る役目を担う「楽園屋」の一人だが……。
小山内瑠璃(おさないるり)は
切り絵と科学を結合させた集団である天体結界技師になるため勉学に励んでいるが、なかなか認めてもらえない。
そこで幼馴染の新谷彼方(あらたにかなた)と親友の永瀬七海(ながせななみ)、
クラスメイトの錦織城ノ介(にしきおりじょうのすけ)を引きつれ天体結界展開室へ向かうが……。
仁科杏梨(にしなあんり)は大学で民俗学を学ぶ三回生。
親友の波田千奈津(はだちなつ)から行方不明になった
同期生の丸田美穂(まるたみほ)の両親を紹介されるが……。
「わたし」はあの時、彼に出逢ったことで変わることができた。
生きる意味を見失っていた女性が少年との出逢いで自分を取り戻すまでの話。
既刊本『見返り美人』より『いつかの光彩』の後日談。
美術館の受付をしている新田菜穂子はある日突然見知らぬ男性に求婚されてしまうが……。
『髪飾り』の後日談。清美は母親にずっと聞きたかったあることを尋ねるが……。
白野真人が旅先でふらりと寄った山の中で起こったことは……。2017年度ノベル大賞応募作(一次選考落ち)。
『髪飾り』の続編。誕生日が近くなったある日。清美の前に小さな男の子が現れて……。2016年度ノベル大賞応募作(一次選考落ち)。
『月華 - 紅き花咲く頃-』の続編。「影使い」と呼ばれる一族の末裔である栞と相棒、裕紀が遭遇する紅い花を巡る物語。
2016年度集英社ノベル大賞応募作品。(1次選考落ち)
地上地・天上地・天間地の三世界。その三世界の均衡を乱す邪魂を撲滅しようと奮闘する青年と仲間の物語。
第12回角川ビーンズ小説大賞応募作品。(1次選考落ち)
既刊本『曼殊沙華』の番外編小説。失った記憶を取り戻すため、唯一ある母の面影を頼りに謎を解いていく女性のお話です。
既刊本『曼殊沙華』の番外編小説。幼い頃の冗談を真に受けた子供が大人になって会いに来たというお話です。
既刊本『雪うさぎ』の番外編小説。黒ネコのおかげで恋人同士になった少年少女が恋と進路に悩みながら、前に進んでいくお話です。
第1話へ Since 2012/04/02既刊本『春らんまん』の後日談。医者を目指す想い人へ会いに来た少女のお話です。
縫い物上手の男の子が自分より身分の高い女の子を守るというお話です。 第19回電撃小説大賞応募作品。(2次選考落ち)
既刊本『雪うさぎ』の番外編小説。草食系男子の青年が、世間知らずのお嬢様に振り回されるお話です。
既刊本『春らんまん』の後日談。
お菓子作りの好きな少女が
新しいお菓子作りに挑戦するコメディー。
母を亡くし叔父を探して旅をする少女が助けた子供に連れられた森でとある青年魔導師と出会い騒動に巻き込まれていく。2017年ノベル大賞応募作品。(1次選考落ち)
不思議な紅茶を出す喫茶店の店主に執着する男の陰謀に巻き込まれる妹弟と2人の青年たちの物語。 第20回電撃小説大賞応募作品。(1次選考落ち)
たった一つの言葉を信じる子供たちの時をかける絆のお話です。
約束の後日談。約束を果たした者が自らの運命を悟るまでのお話です。